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その時その時興味あることを書き留める自由で気儘なブログ。物書き志願者がイラスト描いてる系。自己免疫性肝炎に関する徒然。
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Clap?


271
いきなり総集編から書きます。気分はそろそろと後日譚に突入してます。一日一日の分はもう当日ごとに書いたので、ぼちぼち編集して旅記カテゴリにまとめて上げて行きます。書かなかった日もあるのでだいたい二十日分くらい。私的な都合で写真だけアップの日もあるかも知れませんが、ゆるりとお付き合い下さいまし。

ちなみにぽつぽつこの記事の内容も追記されて行くと思います。


ロシアから帰ってきました。
伊丹空港行きの飛行機を待ちつつ日記を書いています。
モスクワで日本行きの飛行機に乗るあたりから視界に日本人があふれロシア語よりも日本語が耳につくようになり、急速な勢いで世界が異国からよく見知った国になって来たけども、成田空港は私にとってかなり異質な空間なので、まだふわふわとロシアの気配が漂っているような気がしています。
空港についてしばらくは、言語を認識できる音量で声が聞こえてくると反射的に振り返ってしまった。日本語が聞こえる=知人がいる、という思考回路が完成していて、仲間と認識してしまう。日本語のない国にいたんだなあとか、当たり前だけど雑踏すらロシア語だったんだなあとか、いろいろあるけども、一番に思ったのは、本当に一ヶ月間顔見知りの日本人しかいない国にいたんだなあ、ということ。聞こえてくる日本語を赤の他人や空港で働く人たちの会話であることは大いに有り得るのだということをすっかり忘れてしまっていた。人との距離が上手くチューニングされておらず、遠くなったり近くなったりする。変な気持ちだった。日本語を話す他人にあふれた世界という現実は空港の中をうろうろしているうちに少しずつ戻って来て、飛行機に乗る頃には回復した。


ロシアに一ヶ月滞在して、このツアーを経て
一言でまとめるならば、「言葉とコミュニケーションの旅」だったなあと思う。
ロシア語もそうなのだけど、日本語でのコミュニケーションにおいても、私としては結構かなり革新的な経験だった。たぶんこの一ヶ月で他人と会話した量は、今までの人生で会話した量を優に超えるはずだ。余りにも話し過ぎて口蓋が疲れた。私がここれほど人と臆せず会話出来たのは、絶対ネットで知り合った皆のおかげだと思う。電波は繋げなかったけど、心の中で何回もありがとう、私出来てるよ! と叫んでた。ロシアで買える限りのおみやげを買ったけど、初めて友達って何なのかわかった気がするのが一番嬉しいおみやげだと思う。
失言したな、とか、自分今自己主張の仕方間違えたな、とか、人の話聞けてなかったな、とか何度も思って夜にはごめんなさいごめんなさいと一人で言っていたけど、たぶん何を言ってもやってもごめんなさいにつながる気がするから、あまり気に病まなくてもいいのかもしれない。次にその反省を生かせればいいのだから。
ロシアで生活を始めた頃は、何も聞き取れなかったし話せなかった。そのことでもどかしい気持ちにもなったし、相手を傷つけてしまった時もあった。ロシア語なんてどうでも良い、ロシアにも余り興味ないと思って四年間大学生活を送って来たけども、今はロシア語に出会えたのが少し嬉しくて得意だ。
言葉が通じない場所にいると、私は二十二歳の知識と精神年齢を携えたただの赤ん坊でしかない。言葉を知らない話せない、丸裸で意思伝達もままならない弱い存在。おまけに私は四年間ロシア語を学んでいるのに、あえてこう書くが、意欲の問題で一年間学んだ子達よりもロシア語が達者ではない。でも、スーパーでものを買うにしても、授業で学ぶにしても、なにをするにしても、私は明らかに東洋人で、現地の人間ではないから相手にとっても言葉の通じない存在であって当たり前なのだ。弱いのだ私は。このフィールドで対等にはなれないのだ。弱くて当然、という切り札は格好のフリーパス。頭が悪い、気が利かない、人間関係構築能力が破綻している、そういった諸々を表に出すのは日本にいると恥ずかしくて怖くて気負ってカッコつけてしまうけど、こっちでは必要ない。素のままの自分をぶつけることは恥ずかしいことじゃない。そういう風に開き直った後は、逆にロシア語で何かを言えるのが楽しくなった。その転換ポイントとして再重要な事がモスクワからペテルブルグに移った時に起こるのだけど、それは追々。
ロシア語を言う。相手に伝わる。伝わったら、反応が返ってくる。反応が返ってくると達成感を覚えて嬉しい。
きっとこれは、四歳や五歳の小さい子どもが経験する事なんじゃないかと思う。私はずっと何も話さずに生きてきたからわからないけど、堅苦しい事を抜きにして、学んだ言葉を口にする楽しさを初めて味わった。

単語のほとんどはわからなかったけど、一つの事を伝えるにも色んな言い方があるし、広告などのキャッチコピーも見ていて面白かった。多分、ロシア語は英語より綺麗なんじゃないかと思う。日本語の方がその十倍は複雑で綺麗だと思うけど。ロシア語がただの無機物ではなく、時と場所に応じて変形する有機物だと知った。ロシア語が生きていると実感出来た。英語は日本語にかなり混じり込んでいるから、学ぶ時にあまり慣れとか意識せずにいたけど、一ヶ月間ロシア語を耳にし続けて、ようやくロシア語の語感に耳が慣れたような気がする。そこで一ヶ月という期限が来てしまったのが残念。

留学はもういらないけど、観光旅行でならもう一度絶対行きたい。誰かと一緒にエルミタージュ美術館を堪能しに行きたいです。
Clap?

   
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増岡 稚子

Author:増岡 稚子
誕生日:1月15日(24)
職:落ちこぼれ社会人
餌:糖分(自称、辛いカレーもブラックコーヒーも好き)
脳:現実 □□□□□■□ 逃避
願:せめて女子を装いたい。
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